蚊蜻蛉おやじの影撮り草子 かとんぼ

か弱くも空を飛ぶ蚊蜻蛉(かとんぼ)オヤジがあっちこっちで撮った写真をアップしています。(管理人:TAAさん = KATOMBO-OYAJI)

2013/09

秋、陽だまりのワンコたち 愛について考える | NIKON1

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まだやぶ蚊は出るけど、暑い路面で肉球火傷の心配も、なにより散歩に連れて出るオヤジの体力消耗も気にせず、ワンコ散歩ができる季節になりました。

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ワンコたちもどこまでも歩ける勢いで進みますけど・・・それに付き合うオヤジは、昨年より大幅に衰えた足腰を引きずるようであります。

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朝2,3Kmのワンコ散歩の後、奈良か京都で4,5Km歩いて、帰ったらまたワンコ散歩で2,3Km・・・という休日の定番メニューが崩れかけていますねぇ。あー、やだやだ。歳はとりたくない。

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とはいえ、おっちゃんの散歩に付き合ってくれるのは我が家でこやつらオンリーであり、またこやつらが元気にリードを引っ張るのは心地よいもので、オイチャンもついつい疲れた体を引きずってお散歩に出るわけです。

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ワンコもいつもオッちゃんのことを思い続け、オッちゃんオッちゃん!とまとわりついてくる。そうだ、これが愛の基本形なのですよね。いつもあなたのことを心の真ん中においてますよ!それをからだで表し切る事。

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「キスをしたり抱き合ったり、多分それでよかった。当たり前の愛し方をふたり忘れていたね」。エブリトなシンちゃんの唄にそんなのがあったねぇ・・・
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曼珠沙華と海龍王寺(かいりゅうおうじ)と怪獣王子/奈良県奈良市法華寺北町 | SONY NEX-5N

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ある偉いお坊さんが、唐から日本への帰途、暴風雨に遭った際に海龍王経を唱えて救われたことから、海龍王寺は遣唐使の渡海安全祈願を営むようになったそうです。

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現在も旅行や留学で海を渡る多くの方々が参拝に訪れており、参拝された方々の渡海の安全を日々祈願しています(海龍王寺ホームページより)」・・・だそうです。

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あの・・・全く関係ないのですが、TAAさんが幼い頃「怪獣王子」という実写冒険ドラマがありました。怪獣という言葉が一般化する前ならおそらく恐竜王子という名前だったでしょう。

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怪獣王子は飛行機事故で流れ着いた幼子を、なんと恐竜が食わずに育てるという設定で、成長した王子はブーメランを武器に宇宙人と戦うのです。はあっ!?

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まあ育てた恐竜は草食系のブロントザウルスなので食わないのはいいにしても、幼子にどんな葉っぱを食わして育てたとか、ブーメランをその子がどうやって創作したのか・・・なんてことを考える方がアホでしょというくらい荒唐無稽なドラマでした。好きだったけど。

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また、この手のジャングルモノにはお約束の雄叫び、これが「オ~ラァ~ッ!」。そうそう、このオーラー!は小学校ではやったよなぁ。なんて無駄話を書き綴っているうちに今日はおしまいです。
※このブログの写真はすべて、クリックすると拡大表示いたします。PHOTO:SONY NEX-5N + 19mm/30mm/50mmほか

花の亀山出ていく汽車を(ヨイサノセー)じっと見送る一里塚ソレ一里塚 島倉千代子さん亀山小唄より |  NIKON1

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ばあさんとオヤジさんの墓参りに行ったらどこからともなく黒猫のジジが現れた。まさか天国の爺が覗きに来たわけでもないでしょう。

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↓城下町亀山のジオラマ(亀山歴史資料館) 奥側の亀山城前から手前に伸びる東海道。街道は手前の四角い広場のような場所(防御用?)で
90度折れていったん北(桑名方面)に。

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↑ちょうどこの城下の街道を見通すような位置に少し高い構造物があるのがわかりますでしょうか。(画面奥やや左側) そこが↓今の多門櫓。まあ、知らない人にはどうでも良い亀山城の遺構の一つです。

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ちなみに「寛永9年(1632)、幕府から“丹波”亀山城の修築を命じられた堀尾忠晴が間違えてこの亀山城の天守閣を解体してしまったという伝承があります。(亀山市ホームページ)」 おいおい、堀尾さんよー(*`Д')。 で、その天守跡に建てられたのがこの多門櫓だそうですよ。中はこんな感じで、興味ない人には・・・あ・・・倉庫?・・・って感じでしょうね。昔亀山に十数年いましたけど、ここに入ったの初めてです。

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多門櫓の壁の構造。やっぱり興味ない人には「ふ~ん」って感じでしょうね。亀山に住んでた頃は多分自分もふ~んって感じだったでしょうね。今? そりゃ、むふふぅ~むという感じです。なんやそれ。(↓亀山演武場の狭間風の壁)

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多門櫓の公開も亀山歴史資料館なんぞという施設も・・・ここを離れて30年以上経って初めて知った。というか、資料館なんてなかったでしょ。
↓おうおう、街道の険しさが料金に反映されてますよね。

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住んでる頃にはまるで知らんようなことが1,2時間でどんどん入ってきます。今は地方の小都市でも、かつては流通の要衝にあったので結構大きな歴史イベントにかかわったりしてるんですねー。亀山城も戦国時代のメジャーな戦闘を何度も経験してますよ。

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↑なんで昭和のこんな早い時期に、鈴鹿峠のふもと関と伊勢の北側松阪市(まつさかし)近くの三雲(みくも)をバスでつなぐ必要があったのか・・・と考えてみるのも面白いですね。↓「パス」とはバスのこと。「省線」とは鉄道省の路線。


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当時の商業都市松阪行でしょうか。お伊勢参り(おかげ詣り)も明治中期から政府の規制がかかったようで下火になって行ったと聞きますがねぇ。

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その亀山もちょっと前はホンダの下請け工場などの外国人労働者でにぎわい?、そして関連企業引き連れたシャープの招致に湧き・・・。また今シャープさんは亀山の新ラインで立て直しを頑張っておられますね。何十年も変化してないようでいて、ここ亀山も変化の中にあるのですねぇ。
※このブログの写真はすべて、クリックすると拡大表示いたします。PHOTO: Nikon1J1 + 1NIKKOR 11-27.5mm 撮影場所:三重県亀山市

明日香村稲渕の案山子ロード/ひがんばな祭り(その2) | SONY NEX-5N

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さて明日香村は稲渕の棚田で開催されている、恒例の「案山子ロード」(8月の末から11月の終わり頃まで)。今年のテーマは「田んぼの神様・田んぼの生き物」です。

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夏のへばりが出ている老体にエナジを注入してくれる「畑の神様と畑の生き物」の皆さん方です。

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案山子の本来の相手は鳥類、特にスズメやカラスなど何処でもでお馴染みの連中。

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渡航にカラスなぞは頭が良いので田んぼに変わったものがあってもすぐに慣れてしまう(害のないものと認識)ようです。

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一週間に一回でも案山子のふりをして突然暴れまわるなどのパフォーマンスをすれば効果は持続するらしいのですが、もともと田んぼ以外にも忙しいこの時期です。

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せめて田んぼの番は案山子に任せておきたい。週一回案山子と交代で案山子やる閑なんぞない秋の大事な時期ですよね。

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近所の国道沿いに数体のヒト型案山子が一列に並んでいる田んぼがあるんですが、夜中にクルマで走ると突然ライトに浮かび上がって結構不気味らしいです。

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とりも獣も人間もお互い様ですが、突然目の前に生き物系が飛び出してくると怖いですね。ワンコの散歩でも、ばったが跳ねるとうちのワンコは突然びょん!と跳ね飛びます。

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さて世は何が次は飛び出してくるかわからない緊張の連続。ここの案山子は脅かすんじゃなくて、そうして疲れ果てた人の心をいやすためにここに立っている・・・といえば如何にも結び的でしょうか。
※このブログの写真はすべて、クリックすると拡大表示いたします。PHOTO:SONY NEX-5N + 19mm/30mm/50mm, Nikon1J1 + 30-110mm 撮影場所:奈良県明日香村稲渕

明日香村稲渕の案山子ロード/ひがんばな祭り(その1) | SONY NEX-5N

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三連休二日目、疲労感でいっぱいの体を引きずって明日香村までやってきました。とても暑かったですが、一か月前の明日香、わか雨が路面でもうもうと水蒸気に変わる・・・あの暑さではもうないですね。

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ここ稲渕は棚田の美しいところ。石舞台古墳から南へ2キロほどの場所。今回は 飛鳥駅で「飛鳥稲渕の棚田と案山子ロードを訪ねて」というハイキングマップを配っていただいてたので、それに従って飛鳥駅から4キロ弱のコースを歩きました。

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↑まあこんな感じ。暑さのせいか夏の疲れか、動かない体を引きずって歩いてきました。写真的には頑張る根性がなかったので適当にスナップです。

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紅白ですね↑。「紅白のひがんばな」とか書くと苦情がでるかもしれません。

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良くはわかりませんが、赤いのは曼珠沙華(ひがんばな)、黄色い↓のがショウキスイセン(鍾馗水仙:リコリス)、その二つの交配種でショウキスイセンの仲間が白い方なんだそうです。

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まあ、どっちもヒガンバナ科なんだからよく似てるんで、素人的には色の違いだけしかわかんないですよね。

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基本で自然なのは赤、田んぼの畔の緑と色づき始めた稲穂、この季節のコントラストですわー。

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さて、この稲渕の棚田をめぐる道は毎年恒例の「案山子ロード」になっています。
8月の末から11月の終わりまで、今年のテーマは「田んぼの神様・田んぼの生き物」。いくつかとってきた写真は(その2)でアップします。
※このブログの写真はすべて、クリックすると拡大表示いたします。PHOTO:SONY NEX-5N + 19mm/30mm/50mm, Nikon1J1 + 30-110mm 撮影場所:奈良県明日香村稲渕

解散会 さよならあの日あの頃働いた職場 | FUJIFILM XF1

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とてもよく晴れた三連休の初日、電車で向かったのは琵琶湖東岸の地方都市。
ここに50年間操業してきた事業所があるが、その一部門(45年の歴史)の解散会があった。

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地域・現場で独立した迅速な判断、という時代から中央で世界戦略を!みたいな時代に変わったのかな。正月に小渕さんが自慢げに紙切れを広げて見せたあの時代(90年代)ここで過ごした部門OBとして参加した。 (↓佐和山と近江鉄道)

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1990年代はバブルに火がついて、こんな地方都市でも地価がどんどん上がった時代。(↓千代神社)

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その事業所も、高い商品がどんどん売れて従業員数も拡大拡大!仕事もたくさん、楽しかったなぁ。

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一方、地方はどこでもそうだろうか、件の東部とか南部とかに、その地域の中心となる都市がそれぞれあって、ちょっと独立した文化圏をもってたりする。ここもそうだったなぁ。

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文化の話ではないけれど、90年頃に赴任する前、日中駐車場のクルマがすべてうずもれるほど大雪があって、クルマで帰宅できないときがあったそう。休みに車を掘り出しに来たそうだ。

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まあ、そんな大雪も温暖化のせいかほとんどみられなくなった。でも半端に雪が降るので、春先はいつもどのタイミングでスタッドレスタイヤをノーマルに替えるか迷ってたっけ。

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本日ご出席のOBの方々も、「この地で子供が沢山生まれました」とおっしゃってたけど、そういう年代に赴任するということもあるのだが、大都市やその近郊とは違って、他にすることがなかったのでということもあるかもしれない。

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永遠に常なるものはくて、そのものは無くなっても形を変え何処かへ必ず引き継がれていくものだ。

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45年の最後を支えたメンバーも散り散りに去っていくが、どこかで何かを伝え作っていくんだろう。

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そう言っている自分というモノも、そろそろ会社から消えるときが近く、またこの世から消える日もそう遠くない。何か引き継がれるものって・・・あるのかなぁ・・・。
※このブログの写真はすべて、クリックすると拡大表示いたします。PHOTO:FUJIFILM XF1(コンパクトカメラ)撮影場所:彦根駅西側/滋賀県

石の仏さん達 2020年東京オリンピック招致決定に寄せて  | SONY NEX-5N

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さて、またダラダラと写真記録しときましょ。
↓「お・も・て・な・し おもてなし(合掌)」

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「何よアンタ、クリステルのマネ?」

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「オレはええと思うけどなぁ。なあ皆の衆」

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↓「そやそや、クリステルは観音様に見えたでぇ」

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↓「2020年東京オリンピックはおめでたいことでございますなぁ」「めでたい・めでたい(一同)」

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↓「私は汚染水や放射能の問題が気になるのですが・・・」

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↓「大丈夫、災いは努力して小さくしていきましょう」

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↓「夢と希望とアフロはでっかくしていきましょう!」

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「7年」といい時を考える良い機会ができました。7年後かぁ・・・。
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PHOTO:SONY ALFA NEX-5N + SONY E 50mm/f1.8 , SIGMA 19mm,30mm, TAMRON 90mm 、1-4 赤山禅院、5 蓮華寺、6-7 三明院、7 金戒光明寺

台風(18号)一過 平城宮跡を歩く ~ 東院庭園→小子部門→朱雀門 | SONY NEX-5N

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関西地方は早朝まで暴風雨。お昼ぐらいにようやく日差しが見えてきたので平城宮跡にウォーキングに行きました。

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風は結構強めで、まだ台風の影響を強く感じます。

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東院庭園は平城宮の遊宴の場。ここでの宴会は華やかだったでしょうね。

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平城宮跡はだいたいちょっと殺風景なのですが、よくよく考えるとこんな広大な場所を手の込んだ庭園化してしまうと維持費が大変。で、手のかからないように殺風景にしてる?んでしょうかねぇ。

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↑平城宮の南側には幾つかの門がありましたが、ここはその一つ「小子部門(ちいさこべもん)」跡の復元された基壇。少子化対策部門とは関係ないと思います。

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小子部門から東を見れば建部門の向こうに若草山。その下には東大寺大仏殿の大屋根と二月堂の屋根が見えますね。一月の終わり頃ここに立っていれば山焼きが見えますよ。

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広大な平城宮跡の大部分、こんな草↑に覆われていますが、台風の影響で草むらはほとんどが冠水。普段歩ける小道も長靴がないと歩けませんでした。

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↑水路もあふれてこんな感じ。

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↑ドド~ンと、何の工夫もない朱雀門の写真。一応正面の奥に大極殿が見えてます。

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広い、でかい、あと草むらばっかし・・・。それでも2,3週間前ならこんなにのんびり歩けなかったでしょうね。暑いんですよ、ここ。日陰がないでしょ。

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次の週末はきっと完璧に秋ですね。秋晴れ連休になることを期待しましょう。

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来週は行事が二つあるから自由日は1日。久しぶりに明日香にでもいってみるか。つか、先月雷雨の明日香を走ったよね・・・。
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PHOTO:SONY ALFA NEX-5N + SIGMA 19mm/f2.8, 30mm/f2.8, SONY 50mm/f1.8, TAMRON SP AF90mm/f2.8Di

秋のお墓めぐり~天平の快僧行基(ぎょうき)ゆかりの地 往生院から竹林寺/生駒山東麓(生駒市)

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あ~、またお墓、お墓ですよ。好きだねぇ。まあ、お迎えもそろそろ近くなってきているせいもあるのか、やたらお墓が気になるのであります。

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ここは奈良時代のスーパー坊主 行基さん(668-749)が火葬された場所だと伝えられている往生院(生駒市)の墓地です。

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1000年位前の墓石がゴロゴロしている・・・はず。だってその頃の墓石は風化してもう字が読めないので確認できません。(_´Д`)

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境内には既に無縁さんとなったそんな昔のお墓パーツが無造作に集められていたり、通路と林との境目に使われていたりしています。

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重要文化財↑鎌倉期の宝篋印塔〔ほうきょういんとう〕。五輪塔と並んでよくこういう場所にあります。さて、どれも同じようでその価値はわかりませんが、何か声が聞こえないかと、とりあえず撫でて回ります。

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↑こちらが行基さん供養の五輪塔(南北朝時代)。周りには仏さんの画集がかかってますね。文化財にそれってどうかと思うけど、ゴリゴリ削って服用された方もおられるようです。

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↑生駒山の東麓から東を見れば↑矢田の丘陵があり、その向こうが奈良盆地になります。生駒も矢田丘陵も西側が南北に走る逆断層の背中側(急斜面)になるんでしょう。

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↑さてGoogleマップのナビで軽トラでも行けるかどうか難しいような道を案内されて竹林寺に。Googleってアメリカの会社でしょ。よくこんな場所の道案内ができるもんだと感心しますね。↑境内に4世紀半ばの古墳(竹林寺古墳)。

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墓石撫でて回って気持ち悪いでしょと言われたりもします。自分としては疫病、戦乱、処刑、飢饉でいくつもの死体を並べた鴨川の河原の方がよっぽど気持ち悪いのだけど、そんなこと言って京都の観光協会ともめたくないので黙ってます。

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宗教を論じるつもりはないのですが、自分はお墓に魂いるなどと全く思ってなくて、生きている人が亡くなった人を思って石を積む、その「思い」が埋まっている場所なのだと思っておるのです。

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カッコ良く言うと、お墓を訪ねるのは生きていた人たちの思いに興味があるからだ、ということになるでしょうか。(↑笹に覆われた行基さんのお墓:竹林寺/生駒市)

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PHOTO:SONY ALFA NEX-5N + SIGMA 19mm/f2.8, 30mm/f2.8, SONY 50mm/f1.8, TAMRON SP AF90mm/f2.8Di

生駒山ろく やっぱり秋ですわぁ

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聞けば台風18号マンニィさんが接近しているというではありませんか。

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なのでこの三連休のおそらく後半二日間はお出かけできないでしょうね・・・ってことで

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生駒山の東麓を歩いてみました。写真よりもウォーキング主体でインナーマッスルを鍛えます。

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普段の通勤路や家の近所では気づかんけど、もう曼珠沙華も咲いているだろうなと思ってたんですが、

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やっぱり季節時計通りちゃんと咲いているようです
。また台風もお約束ですね。
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PHOTO:SONY ALFA NEX-5N + TAMRON SP AF90mm f2.8/Di

横浜港大さん橋国際客船ターミナルでなんちゃって夜景 | NIKON1

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出張帰りの横浜途中下車。さあ、以前のように日本大通り駅から走る!今回はレンガ倉庫ではなく大さん橋国際旅客船ターミナルへ。

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最近はカメラの感度がよくなっているので体を岩のように固くすると夜でも写真が撮れる・・・んじゃないかな。

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でも最近カラダは固くなってきたが昔固かったところはふにゃふにゃしてる。いやそこが固くてもかえってじゃまでしょ。などとくだらないことを考えているうちに大さん橋に到着。↑謎のライトウォールに戸惑うオヤジ。

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おおっ、船だよ。なんだか似合うなぁ。当たり前でしょ。ここは桟橋、似合わない方が問題だ。対岸にはレンガ倉庫がぼんやりと赤く浮かんでいる。

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モコジをこういう所へ連れてきてやると喜ぶんだけどな。モコジというのはもうじき5歳になる愛犬トイプードルさんで、正しくはモコジロウさんという。(アムロさんという4歳のアホプードルもいる)

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最近とんと色っぽい話と疎遠のオヤジには、こういう夜景がロマンチックな雰囲気を醸し出す場所もワンコの散歩コースにしか見えない。

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大さん橋の屋根の上は船のデッキのように板張りでワンコの肉球にやさしそうなのだ。しかし・・・先ほどから、ワンコのウンコは持ち帰れとしつこくしつこくアナウンスしておる。ロマンチックな夜にウンコ持ち帰りアナウンスは最高の贈り物だ。

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最近会社の方の愛犬が亡くなられたのだけれど、大変気の毒に思う。ワンコもかわいそうだけど飼い主も結構堪えるんだよなぁ・・・。生活も人生も共有してるもん。

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ワンコってたぶん、飼い主のオヤジに「これやってあげよう!」なんて微塵も思ってなくて、ひたすら「あれやって、これやって、こうしてああっしてぇ~」と要求ばっかしてくる。満たされるとぽわっと何処かへ行ってしまう。

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大変身勝手なヤツ、だけど純粋で嫌みがない。ピュアにピュアにおっちゃんに対してくれるのよ。そうそう「くれるのよ」って気分。何もしてくれてるわけじゃないけど「してくれるのよ」なのだ。

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たった10歳から15歳くらいまで寿命。考えただけでも寂しくなる
。でも、一所懸命にそしてピュアに生きてるって感じが満載の君たちに教えられることもい多い。新幹線時刻を気にしつつ、たった30分ほどの夜景を楽しみながら愛犬との人生を思う老人なのである。
PHOTO:ニコンNikon1 J1 + 1NIKKOR 18.5mm f1.8, 10mm f2.8ほか ※このブログはすべてクリックすると拡大表示いたします。

皇城表鬼門の鎮守・方除は任せておいて! 仁和4年(888年)開創 赤山禅院/京都市左京区 | SONY NEX-5N

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赤山禅院生(せきざんぜんいん)はかつてお邪魔したことがあったはずだけど…全く記憶が呼び起こせませんでした。それもそのはず・・・

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雨予報を突いて行ってみましたが、いやあ思い出せないはずだよね。初めてだもん。まあいいかあ。

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京は地下鉄の京都国際会館前からあっちこっち周ってここへ来たので、これらの写真は午後3時台。だけどこの雨と森のせいでずいぶん暗いのです。

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おかげで提灯に明かりを灯してもらうことができましたけどね。

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結構しっかり雨が降ってますけど、ここは雨宿りする場所に困りません。軒を借りながらあっちこっちにウロウロして写真を撮ってるおっさんです。

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ホント雨ってなかなか写らないなぁ。
間、雨を見るとき比較的近くにピント合わせてますよね。だからなかぁ・・・。

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まあいいか。ところで雨の4時前も暗いけど最近は朝起きたとき暗いぞって思うようになりましたね。秋・・・。
 
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おやや、↓草鞋も屋根もカラー撮影なのにモノクロームですね。それはそうと「赤山禅院(せきざんぜんいん)は、平安時代に慈覚大師 円仁の遺命によって創建された、比叡山延暦寺の塔頭(同院HPより)」だそうです。

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さらに・・・表鬼門は北東、裏鬼門が南西。ここは京都北西方向にあたり皇城(都)表鬼門にあたり、その鎮守・方除け(かたよけ)のお寺なんだそうです。

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「で、なんだ?」と言われても困りますが、赤山大明神って閻魔大王さんの配下の一人(と数えてよいのか?)陰陽道の祖神「太山府君(たいざんふくん)」さんのことだそうですよ

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ちなみにウィキペディアには「、安倍晴明が使ったとされる陰陽道の最高奥義泰山府君の祭は死者を蘇らせる秘術である。」とある・・・けど覚えても無駄知識か。
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PHOTO:SONY ALFA NEX-5N + SONY E 50mm/f1.8 , SIGMA 19mm,30mm, TAMRON 90mm

雨ばっかりでしょ。だからあたしね、公園にお花を摘みに行ったの!

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花や虫に近接してでっかくとることをマクロ撮影といい、デジカメではチューリップマークのアレですよ。マクロって言葉は「でっかく」って意味ですね。

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マクロ撮影はあまりなじみのない世界がでっかく映るので面白いのと同時に、ピントの合う範囲がめちゃ狭いので、バックがとろけるようにぼやけてきれいなんですよね。

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でも逆に言うと、ピントの合う範囲がめちゃ狭いために、被写体が風で揺らぐ、あるいは自分がたった数mm動いただけでピントが外れるんです。

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なのでちゃんとマクロ撮影する人は三脚が必須らしいのです。けどなんちゃってマクロにはそげなものはひつようありません。まあ、ピントなんぞそこそこあってればいいじゃないっすか。

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ほいでもね、プロのマクロ師と言われる人なんざ、カメラ技術や機材だけじゃなくて被写体のことよく知ってるよね。そりゃ被写体に感動を覚えなきゃシャッター押す動機もないけど。その世界が好きなんですね。

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ところで、こうお気楽に撮っても歳のせいか体が揺れてピンボケも結構量産。最近は上下左右ブレだけじゃなく前後やローリングブレまで対処できる手ぶれ補正が出てきてるけど、もうじき老人ブレ防止機構付カメラなんぞでるんじゃないかと期待しています。

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↑あ~あ、虫さんがぼけちゃったよ。合わないねー。でもいいか。彼はこんな真っ黄色な世界で生きてるんだね。この景色なかなか無いよ、人間界にゃ。

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↑これ実はニラなんですよね。撮影して初めて気づいたけど、もうニラニラーッとした香りでいっぱいです。何故か、おお生きてるんだ!って感じがしてうれしかったです。

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写真って「真を写す」って誰が考えたのか凄い言葉だと思うんですよね。データとして忠実に物理的にありのままに記録できるということが「真」ではないですからね。

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人間は面白いもので、本来見えてるはずものが見えなかったり、見えないものが見えてたりしますね。そういう心に浮かんだ映像で感動しておる訳です。いや感動が記憶像をつくっておるのか。

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こりゃなかなか難しい。伝わらん。テレビドラマで「カメラマンじゃなくてフォトグラファーよっ!」ってセリフがあったけど、そのフォトグラファー目指してあと四半世紀ぐらいは頑張ってみるかなぁ。

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PHOTO:SONY ALFA NEX-5N + Ai Micro-Nikkor 55mm f/2.8S

遣隋使小野妹子による勧請、「虫」と言えば・・・ 三宅八幡宮/左京区上高野三宅町 | SONY NEX-5N

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また曇り時々雨予報で、時々つぅかかなり雨降りの一日。(叡山電鉄八幡前から)
この辺りは今日が都になる前から、小野郷と呼ばれる小野氏の領地であったといいます。(神社の説明板より)

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小野って誰よ?ってことなんですが、歴史上で小野姓の有名人と言えば・・・

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遣隋使の小野妹子(おののいもこ:男性)さん。なんですが・・・その苦労の物語が
日本書紀にあるそうですが、プロジェクトXみたいには描かれてないんでしょうね。

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ネットを検索してもその詳細はあまり出てきません。

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この神社は狛犬じゃなくて狛鳩。ちなみに「狛」とは「高麗から来た」みたいな意味の様だけど、おそらくそこから「見たことがない」とか「不思議な」の意味に拡張されて使われていたのではないでしょうか。

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神社の中の貼紙やのぼりなんぞを観てみると・・・ああ、残念なことにちょうど一週間後が例祭「三宅八幡放生会」のようですね。

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「御利益は子供の守り神としてかんの虫封じ、夜泣き、安産、学業成就の他、虫退治の神として害虫駆除にも効果があるとされ、別名『虫八幡』とも呼ばれる(ウィキペディア)」

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かんの虫・・・ってどんな虫。樋屋奇応丸(ひや きおうがん)のコマーシャルで聞いたことがありますが、かんの虫ってどんな生物?

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「疳の虫(かんのむし)とは乳児の異常行動を指していう俗称。特に夜泣き、かんしゃく、ひきつけなどを指す。」いやあ、ウィキペディアは偉いなぁ・・・。夜泣きなんてビョーキじゃないっしょ。

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「虫を追い出しましょう。この水で手を洗いなさい」とやってその水の中に少量の真綿を混ぜておく。手を洗ってしばらくすると綿が見え始めるので「ほうら虫が出た」なんていうマジナイもあったとか。

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↑(上2枚)ちなみに境内の井桁には「市川團十郎」さんの文字が刻まれています。九代目なので江戸の終わりから明治にかけて活躍した歌舞伎役者、その寄贈のようです。
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PHOTO:SONY ALFA NEX-5N + SONY E 50mm/f1.8 , SIG

真如堂(しんにょどう)/天台宗真正極楽寺(しんしょうごくらくじ) 京都市左京区 | SONY NEX-5N

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雨宿りのくろ谷さん(金戒光明寺)、文殊塔(三重塔)を目指して墓地の中の石段を登り北へ折れる。会津藩の皆さんの墓地があってそこを抜けると真如堂です。

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相変わらず暗い?はい雨上がりだもん。じわじわと気温の上昇に伴い、湿度100%に近い蒸し暑さ感が戻ってきます。

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薄暗いけど2時前です。ええっと、やっぱりここも人がいません。雨だもんね。暑いしさ。

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この週末こそ明るい写真を撮りたいなぁと天気予報を見れば・・・黙り込む。あ、もともとしゃべってないけど。

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この手水の前でいつも猫さんたちが迎えてくれるんだけど、今日はどっかで雨宿りのまま戻ってきてないのかな。

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↑木陰から真如堂の三重塔を見る。そう、下だけ撮っても塔に見えないですけど、重たい曇天を塔に重ねてもなんだかねぇ・・・。

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せめてもの彩にサルスベリの紅い花。夏も終わりで、明日香にでも行けばそろそろ曼珠沙華の赤に交代かな。
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PHOTO:SONY ALFA NEX-5N + SONY E 50mm/f1.8 , SIG

雨時々曇りなお散歩 | SONY NEX-5N

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関東や北海道でも竜巻が吹き荒れて、九州や中国など西日本ではジメジメ模様や豪雨。

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今年の気象は漁獲高や作物価格に大きな影響を及ぼしそう。、

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公園の中を散歩してみるとそんなに変化はなさそうにこ思えるけど、

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紅葉の発育というか葉の茂り具合や緑の勢いは結構素晴らしいものの、

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なんていう、あの葉っぱのでかい・・・プラタナス系。あの紅葉もきれいなんだけど

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あいつはこの暑さで既にかなりの葉を落としてる。てなことを考えながら急に秋の気配迫る公園を、オヤジはワンコちゃんたちと歩くのだ。

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PHOTO:SONY ALFA NEX-5N + Ai Micro-Nikkor 55mm f/2.8S

雨の日の狛犬さんコレクション /京都市内左京区 熊野神社・須賀神社・岡崎神社 | SONY NEX-5N

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先の雷雨2発通関の雨の日曜日、道すがら集めた狛犬さんたちの様子。

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石の狛犬さんなので物理的には全くいつもと変わらないはずなのだけど、陽のさし方で表情は変化する。

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なんだか曇りの日や夕暮れ時の危うい光の方が表情が出ていいんじゃないの?と勝手に思っている。

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岡崎神社はご存知うさぴょんさんだけれども・・・

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こうしてみると・・・なんだか神々しくも見えるから不思議であるなぁ。

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狛犬さんと一口に言っても意匠は様々。細いの丸いの、そして↑どちらかというとヒヒに似てるようなの・・・とか。

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↑けっこう神獣っぽい狛犬さんとかある。相当威嚇がきついのもある。可愛らしいだけのってなかなか無いけど、我が家のトイプーさんみたいなのがいてもいいんだけどなぁ。

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↑そしてキツネさん。コマイヌのイヌが犬ならキツネも犬の仲間でウサギよりは狛犬に近い
。でも狛犬が番犬的な風情なの対し、キツネはんは気が付いたらそこにおった風で、役目は違うような気がする。(伏見稲荷の表の方におられるデカいのは、ちょっかい出すと食われそうで、そういう怖いのもおられんことはないですね)
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PHOTO:SONY ALFA NEX-5N + SONY E 50mm/f1.8 , SIGMA DN E19mm/f2.8 DN E 30mm/f2.8 , TAMRON SP 90mm f2.8

雷鳴と読経の雨宿り 会津藩ゆかりのお寺「金戒光明寺」にて | SONY NEX-5N

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相変わらず暗い写真が続くけれど、別に暗い写真が嫌いな訳じゃないし・・・まあ、いつものようにダラダラといく。今日は京阪丸太町から聖護院→黒谷→吉田神社のルートで。

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↑金戒光明寺
(こんかいこうみょうじ)の石段を登り始めたところでパラパラと雨がひどくなってくる。今日(日曜日)は、90%という京都市内の降雨確率を聴くまでもなく間違いなく雨に降られる空模様。

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でも傘も持たずに出かける。傘が嫌いなので。↑東山はこんな感じだけど、この直後山影が見えないほど灰色のガスに覆われる。

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ありがたいもので、自分は「あめXMP」というアプリを使っているのだけれど、この日二つの雷雲の通過をちゃんとレポートしてくれて機材を濡らすことなく雨宿りできた。

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「八重の桜」という大河ドラマをやっているが、ここ金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)は小山の上に建つ城郭のような造りで、京都守護を担当していた会津藩の本陣があったところなのだ。

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会津藩士の墓地がある。勿論昔のお墓好きの私はそこへ行くのだけれど、墓石には当たり前だけど個人名が彫っていある。何人死んだというのではなくその彼が死んだ・・・ということがズシンとくる。

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墓石には「元治元年十月」の文字。その7月にはあの蛤御門の戦い(禁門の変)で会津は勝った。でもその激戦で受けた弾傷のせいだろうか、攘夷のテロのせいか・・・などと墓石の前で考えてしまう。

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ドラマの人じゃなくて、まさにその時代に生きていた普通の人が故郷を遠く離れたここ京でなくなっている。

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この境内で雷雨を避けて雨宿りしている何十分かの間、大勢の僧侶の皆さんの読経が止むことなく響いていた。ザアザア雨の音、読経の合唱と鐘の音、時折とどろく雷鳴。どれも写真に映らないものばかり。(動画はこちら

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話はあちこち飛ぶ。雨の日に写真を撮りに出かけるのは珍しいけれど、雨って意外に「雨の日ですよー」という感じに写らない。なんかそう写そうとしないと多分写らない。

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また新たなテーマが増えたなぁ。ところで最近のアップは寺社仏閣が続く。素人宗教写真家になったわけでもないけど、逆にこの辺りの世界ってのが一番なじみがないせいだろうか。
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PHOTO:SONY ALFA NEX-5N + SONY E 50mm/f1.8 , SIGMA DN E19mm/f2.8 DN E 30mm/f2.8 , TAMRON SP 90mm f2.8
ギャラリ蚊蜻蛉(カトンボ)
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