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なんだかいろんなことが重なってここ飛行神社へ訪れる・・・ということになりました。
古い神社の様式とは違い、90度の直線で描かれたような社殿と、航空機に使われるジュラルミンの鳥居が不思議な感じですね。

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(いろんなこと1)昨日7月20日(土曜)はスタジオジブリ制作宮崎駿監督の「風立ちぬ」が全国ロードショウ。ゼロ戦開発の堀越技師をモチーフにしているそうです。

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飛行神社は、飛行原理を発見した二宮忠八翁が、飛行機事故殉難者の御霊をお祭りするために京都府八幡市八幡の自宅地内に創設した神社(同社ホームページ)

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↑昭和58年10月になって岸和田の海から出てきたゼロ戦のエンジン部分・・・。水に突っ込んだ衝撃か、プロペラが後方へ歪み、エンジン反対側からはいくつかのピストンが飛び出しています。
(いろんなこと2)
百田直樹著「永遠の0(ゼロ)」を明日から読み始める。

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↑特攻機の尾翼の一部。東シナ海で見つかったらしい。大戦末期は米軍の特攻対策も進み命中率は数%に。練度の高かったころの急降下爆撃と同じ、でも何度も繰り返せない。成功しようがしまいが大事な人命は失われます。

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二宮忠八は、カラスを観察していて動力飛行機の着想をライト兄弟とほぼ同時期にしていたそうです。
↓同氏が明治中期に考案し試作に取り掛かっていた「玉虫型飛行器」模型

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空にフロンティアとしての夢があったころ、次第に夢が現実になっていくのと同時に、またそこで犠牲になられる方も多かったのですが、その方たちのおかげで今日安全な航空が今あります。今この神社は、↓航空関係者や旅行者の安全祈願祈願やら

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↓航空の世界への夢をはせる人たちが訪れる場所になっているようです。
(いろんなこと3)テレビドラマ「空飛ぶ広報室」(新垣新衣TBS系日曜日)で登場してます。

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苦難の時代も平和の時代も下界には過酷な運命が沢山。クズの葉で覆われた緑の堤防の上には少し湿気を含んだ夏空が広がる。それを見上げて荒井由実の「ひこうき雲」を聴いていると何故だか泣けてくる・・・。あの空のかなたには下界のすべての苦難から解き放たれた魂たちが自由に舞っているのかなぁ。
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PHOTO:ニコンNikon1 J1 + 1NIKKOR 18.5mm/f1.8 , 10mm/f2.8