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神社ではあまり「死」ということについて考えないけれど、そういってお寺で考えるかというとそうでもない。

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でもお寺さんは神社より「死」について関わりがある。ここは鎌倉室町時代の有力者関係のお墓というが、こうして宝塔(墓石)に囲まれているとなんだか亡くなられた方々と世間話でもしたくなろうというものだ。

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最近室町幕府の権威が落ちてきたとか、民主党は個人個人は立派な方もおられるけど、党になったら全然だめねとか。

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そんなことを考えていると、室町の将軍と安倍総理は世間話的には同格であり、また時代は違うけど日本サミット度からみれば同じようなもんだということになる。

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たまには室町時代の人たちと話をしてみるものだね。それに、「死」がもっと身近で「生」がもっと大事な時代の人と話すのは今の時代とっても有意義じゃないか。

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平和な世の中だとどうしてもお墓に近いのは我々年寄りだが、ここに並ぶお墓は寿命をまっとうした人はどのくらいの割合なんだろう。


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こんなことを考えるのは、やっぱり自分はお墓に近づいてきたからなんだろうか。ちなみに、自分は墓なんぞに入りたくないので、墓に入れたら化けて出るとかねがね言っている。

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千の風にはなれないので、千の灰に散って千人の人たちに吸い込まれタンと一緒に吐き出されるということを繰り返すのではないだろうか。おお一つの地獄絵図じゃ。

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一人寂しい墓地の中で写真を撮っていると下らんことを考えてしまうものだ。ともあれ古い墓地は良いものだ。静かにお眠りの皆さんにはご迷惑だろうが、またお邪魔したら付き合ってほしい。
PHOTO:ニコンNikon1 J1 + 1NIKKOR 18.5mm f1.8, 10mm f2.8, FT1+AF-S DX 35mm f1.8
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