蚊蜻蛉おやじの影撮り草子 かとんぼ

か弱くも空を飛ぶ蚊蜻蛉(かとんぼ)オヤジがあっちこっちで撮った写真をアップしています。(管理人:TAAさん = KATOMBO-OYAJI)

レビュー

【素人デジカメテスト】1インチのセンサーでボケてくれるんかい? NIKON1 J1と18.5mmを中心にボケを考える近江八幡市の旅<3/3>

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昨年12月の「【素人デジカメテスト】<Nikon1> 1 NIKKOR 18.5mm f/1.8ってボケますか?の続編で始めた1インチセンサーカメラNikon1(ニコンワン)の続編レポート3回目[最終回]です。四時過ぎの「かわらミュージアム」からです。

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↑ 1 NIKKOR 18.5mm(f1.8)  ISO100 1/2500sec. f1.8かわらミュージアム

↑柳にピント合わせましたけど、もうちょっと後ろがボケてくれてもいいなぁ。ところで、写真撮影ってリズムってことも時折耳にしますが、そんなリズムがあるとすれば自分は4拍子かな

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↑ 1 NIKKOR 18.5mm(f1.8)  ISO450 1/30sec. f2.5 「かわらミュージアム 瓦造り

感→観→操→写かなぁ。まあ写真評論家ではないので適当でいいでしょ。つまり「感:感じて・感動して」→「観:観察して道理を悟る」→「操:写真技術を操って設定する」→「写:タイミングや状況を見計らってシャッターを押す」

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↑ 1 NIKKOR 18.5mm(f1.8)  ISO800 1/25sec. f2.5鬼瓦の芸術」

前半の二つは「心」、次が「技」、そして「体」か。悟ったなぁ。できりゃいっちょ前やけど・・・


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↑ 1 NIKKOR 18.5mm(f1.8)  ISO250 1/60sec. f2.5かわらミュージアム 2階」

自分は二つ目の「観」と「操」が重要だと思っていて、「なんで私は今感動したの?いったい何に感動したのかしら」っと、幽体離脱みたいに自己観察して理(ことわり)を見つける。そして「操」で絵を描く手法を選んでいく。

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↑ 1 NIKKOR 18.5mm(f1.8)  ISO100 1/2000sec. f1.8「かわらミュージアムからの風景

 
究極は、前にも書いたけど「ものを見る」ってことが「感動」の起点としてなくてもよい。「ん?じゃあ写真撮れないじゃん」って話になるけど、いいじゃあないですか。人生の難しさをつくづく感じて、例えば交差点を写して写真にする。それを見た人たちが「ああ、人生って難しいなぁ」と共感できればいいんでしょう。※このブログの写真はすべて、クリックすると拡大表示いたします。

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↑ 1 NIKKOR 18.5mm(f1.8)  ISO140 1/125sec. f4.5「かわらミュージアムの小窓から

写真を初めて4年目、プロじゃないんだしその境地まで写真を撮り続けるかどうかはわからんですね。

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↑ 1 NIKKOR 18.5mm(f1.8)  ISO400 1/40sec. f1.8「彩色の瓦人形」

あそうそう、こないだ「世界の果てまでイッテQ」を見てて、タレントさん(手越 祐也)の描いた絵を見た芸術家の先生が「・・・・説明してくれる?」と言いました。あー、自分の撮った写真を人に見せて、コレ言われたらショックよねぇ・・・と思いました(^_^;)

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↑ 1 NIKKOR 18.5mm(f1.8)  ISO100 1/2000sec. f2.0かわらミュージアムのエントランス

えと・・・何の話だっけ。ああ、ボケか。まあ写真が語れるほど偉かぁないけど、「操:セッティングを操る」の中で構図を決めるのって重要要素ですよね。ボケってのは主体を浮かび上がらせるけど、決して非主体を消し潰しているわけじゃあないでしょ。


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↑ 1 NIKKOR 30mm (f2.8)  ISO100 1/320sec. f2.8 かわらミュージアムのエントランス」

まったく不要だからぼかすぐらいならフレーム外してしまえっ・・・って感じかな。むしろボケの中で「こんな雰囲気の中にソレはたたずんでいました」とか「こんな状況なのにヒョッコリ現れて・・・」とか意味を醸し出す。

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↑ 1 NIKKOR 18.5mm(f1.8)  ISO100 1/125sec. f4.5「日牟禮八幡宮

いやあいろいろ言ってくれるねぇ。できてもないのにこういう聞いたような口きくのも趣味の楽しみだし、できてないからやり続ける。まあ気長にやりましょ。(おわり)Photo:Nikon1 J1 + 1NIKKOR 各種

【素人デジカメテスト】1インチのセンサーでボケてくれるんかい? NIKON1 J1と18.5mmを中心にボケを考える近江八幡市の旅<2/3>

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昨年12月の「【素人デジカメテスト】<Nikon1> 1 NIKKOR 18.5mm f/1.8ってボケますか?の続編で始めた1インチセンサーカメラNikon1(ニコンワン)の続編レポート2回目です。

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↑ 1 NIKKOR 18.5mm(f1.8)  ISO100 1/1250sec. f2.0 「旧・蒲生郡八幡尋常高等小学校

とは言ってももう書くことないし、素人がとやかく言っても批判されるだけだし、まあ結論は「そこそこボケますよ」ってことで・・・えっ?もう結論かい?

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↑ 1 NIKKOR 18.5mm(f1.8)  ISO110 1/125sec. f2.0 「旧・蒲生郡八幡尋常高等小学校」

いつものようにダラダラと無駄に写真をアップしていきましょう。ちなみに近江八幡市を「やわたし」って読んでませんよね。

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↑ 1 NIKKOR 18.5mm(f1.8)  ISO400 1/50sec. f4.0左義長祭りの様子」

ところでボケってそのまま英語で「Bokeh」というようです。ピンボケとは違って意識して被写体の前後をぼかすことを言います。

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↑ 1 NIKKOR 18.5mm(f1.8)  ISO400 1/50sec. f4.0朝鮮通信使」

後ボケは被写体を浮き立たせ強調する効果、前ボケは写真に柔らか味を与える効果がありますが、

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↑ 1 NIKKOR 18.5mm(f1.8)  ISO100 1/800sec. f1.8「旧西川家住宅の庭」

 
平面である写真に立体感を与える効果もありますよね。立体化を出すのには、透視図法で描かれたような線で見せる方法や陰影による方法などありますが、ボケはお手軽に遠近感を演出できます。※このブログの写真はすべて、クリックすると拡大表示いたします。

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↑ 1 NIKKOR 18.5mm(f1.8)  ISO100 1/160sec. f2.2「旧西川家住宅の庭」

コンパクトカメラやケータイでカメラマンが増えました。ボケが少ない分ピントが合いやすい、つまりピンボケも出にくいですが、やはり記録写真のような全部にピントが合っているペタっとした感じになりやすく飽きてくる人も多くなってきたんでしょうね。

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↑ 1 NIKKOR 10mm(f2.8)  ISO100 1/250sec. f2.8「八幡堀

1インチセンサーのNIKON1は200g前半の軽量コンパクトミラーレス。コンパクトカメラと違和感なく使え、標準ズームに飽きたらボケの楽しめる交換レンズもあり、なかなか楽しいカメラです。

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↑ 1 NIKKOR 10mm(f2.8)  ISO200 1/60sec. f3.2「八幡堀脇の道

実は型遅れのNIKON1 J1(現在はJ3やS)を2万円前半で買ったんですが・・・惚れましたね。腰痛の年寄りには最高。いや若いおねいさんにも最適!

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↑ 1 NIKKOR 30-110mm VR(f3.5-5.6)  ISO100 1/160sec. f6.3「八幡堀

最近、カメラは撮らなくても持っていることに意義があると感じています。「さあ撮りに行くぞ」ではなく「あっ、撮りたい」って時にそこにカメラがある。これですよねっ。

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↑ 1 NIKKOR 18.5mm(f1.8)  ISO100 1/250sec. f5.6「八幡堀巡り乗船所」

さて、ゆっくり自宅を出たので八幡についたのは昼過ぎ。もう午後4時前で暗くなってきました。急いで「かわらミュージアム」へ進みましょう。(続く...)
Photo:Nikon1 J1 + 1NIKKOR 各種

【素人デジカメテスト】1インチのセンサーでボケてくれるんかい? NIKON1 J1と18.5mmを中心にボケを考える近江八幡市の旅<1/3>

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以前このブログで「【素人デジカメテスト】<Nikon1> 1 NIKKOR 18.5mm f/1.8ってボケますか?」っというのをアップしたら、今でも18.5mmレンズの検索でよくご訪問いただいているようです。1インチセンサーはCANON EOS Kissや私の使っているNEX-5NのAPS-Cという規格からすると1/3の面積(一般的なコンパクトデジカメは十数分の1)で、センサーサイズが小さいほど「ボケ」を出すことが難しいと一般的に言われています。

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↑ 1 NIKKOR 11-27.5mm(f3.5-5.6)  18.2mm ISO100 1/1000sec. f4.5 「近江八幡市立八幡小学校」

今回は「1インチセンサのボケってどうよ?」という多くの投書にお応えして(って、誰も聞いてくれへんけど)、NIKON1で近江八幡を撮り歩きました。3回シリーズでお届けします。

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↑ 1 NIKKOR 10mm(f2.8)  SIO100 1/000sec. f4.0 「近江八幡市立八幡小学校」

撮り始めた正午頃はお天気も良く、最もボケやすくするために絞りを開くと露出オーバも懸念されたんですが・・・

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↑ 1 NIKKOR 18.5mm(f1.8)  ISO100 1/320sec. f8.0 「近江八幡市立八幡小学校」

NIKON1の電子シャッターは1/16000秒まで対応。いつも腰に下げてるお散歩カメラのFUJIFILM XF1がf1.8(開放)で日中簡単に真っ白けになってしまうことを思うと、NIKON1はありがたいなあ。

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レンズアダプタFT1 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G(f1.8)  ISO100 1/2500sec. f2.0 「八幡山を望む」

自分のような初心者はまずボケの効いた写真が出来上がるだけでうれしくなります。手っ取り早くぼかすのは、明るいレンズ(F値が1.8とは2.8とか)で被写体になるべく接近、バックをなるべく離して撮ればよい・・・と。

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レンズアダプタFT1 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G  ISO100 1/2000sec. f2.0 「商家」

だけど、ボケを作らんがために被写体とバックの関係を決めるんじゃなくて、ホントは構図が先なんでしょうけどね。

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レンズアダプタFT1 + AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G  ISO100 1/500sec. f1.8窓の花

上の写真の様なボケは、フルサイズと呼ばれる大型センサー(NIKON1の約8倍)なら換算50mm位でも出せるのかなあと思いながら、換算約100mm(35mm×2.7倍)での撮影になります。

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↑ 1 NIKKOR 18.5mm(f1.8)  ISO100 1/1600sec. f2.0旧・滋賀県蒲生郡八幡尋常高等小学校」

とはいえ、NIKON1の18.5mm(換算50mm)を使えばやっぱりボケやすい。標準ズームをお使いの方も、これ一本たった70gなのでポケットに押し込んでも負担になりませんよ。

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↑ 1 NIKKOR 18.5mm(f1.8)  ISO100 1/400sec. f4.5旧・滋賀県蒲生郡八幡尋常高等小学校」

縮小して掲載、さらにウェブで自動縮小されるとなんだかぼやけた感じに見えますけど、もとはカリッと改造してます。う~ん、どうしたらうまく掲載できるんですかねぇ。


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↑ 1 NIKKOR 18.5mm(f1.8)  ISO800 1/30sec. f4.5立資料館の展示物:レジスター」

NIKON1 J1は外観がとってもシンプル。その分こまめに設定をしようとするといちいちメニューから選ばないといけないんですが、私はほとんどAモード(露出優先)、ISOオート(上限800)で、フォーカスエリア、絞り、露出補正くらいしか変えません。

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↑ 1 NIKKOR 11-27.5mm(f3.5-5.6)  16.6mm ISO400 1/40sec. f4.5 「立資料館の展示物:ミシン

それがこのカメラのスタイルかなと勝手に決めてますが、正直こちょこちょ触るのは面倒だしね。

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↑ 1 NIKKOR 18.5mm(f1.8)  ISO250 1/60sec. f2.0立資料館の展示物:武者人形」

ところで、この18.5mmレンズですがすこぶる評判の良いレンズらしいですね。「開放からガンガンいけるレンズ」とどこかでレポートされてました。「f1.8というもっとも明るい(=ボケの出やすい)値をどんどんお使いなさい」って意味の様です。

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↑ 1 NIKKOR VR 30-110mm(f3.5-5.6)  80mm ISO800 1/10sec. f5.0立資料館の展示物:天秤

この絞り開放でレンズの全面を使って光を取り入れる状態はレンズには結構厳しい条件で、条件良く撮ろうとすればレンズの真ん中の方の条件の良い場所、つまり絞った状態で撮った方が良いのだそうです。(続く...)
Photo:Nikon1 J1 + 1NIKKOR 各種

【素人デジカメテスト】<Nikon1> 1 NIKKOR 18.5mm f/1.8ってボケますか?(レビュー)

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<NIKON1とか興味ある方向け & 素人テストを許容できる方へ>
2012年冬、J2が発売されて随分お安くなったNikon1 J1をびっくりするぐらい安く購入できました。J2は確かにいくつかの機能が付加されているけど、基本はJ1とほぼ同じ。評判の良いJ1が超ハイコスパでゲットできて喜んでます。価格.comのカキコミへの感謝の気持ちを込めて、今回は「1NIKKOR 1 NIKKOR 18.5mm f/1.8ってボケますか?」レビューを勝手にやってレポートする企画です。

!NIKKOR_TEST1-1

1NIKKOR 1 NIKKOR 18.5mm f/1.8 は2012年11月発売されたNikon1用の単焦点レンズ(35mm換算約50mm相当)です。ダブルレンズキットを安価に購入できてその勢いで・・・と言いたいところですが、正直f1.8の明るさと言えど1インチの小さいセンサーでどれだけボケるのか疑問でした。ま、でも買っちゃいましたけど。

そこで同じ悩みをお持ちの方に「1 NIKKOR 18.5mm f/1.8」を素人テストしてレポートします。少しでも物欲の足しにしていただければ幸いです。

【テスト1】 単体テスト・・・絞り別のボケ具合をご覧ください
Nikon1J1に18.5mm f/1.8を装着し絞りを変えて撮ってみました(手持ちですみません)。
!NIKKOR_TEST1-5
↑(1-1) 1m先の看板にピント。f1.8解放です。
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↑(1-2)次がf3.5 キットレンズの標準ズーム10-30mmはf3.5-5.6ですから、これよりもう1段程絞ったところから先が標準ズームの領域になりますね。
!NIKKOR_TEST1-3
↑(1-3)f8.0です。標準ズームに加え、上の2枚(1)(2)レンジのボケ領域が加わったことになり、ちょっと嬉しいですね。

【テスト2】 ちょっと歪みが気になることがあります。
実は他のカメラでも単焦点レンズを持ってるのですが、このレンズ、単焦点の割にはちょっと歪みが気になります。Nikon1のJ2やV2は確かレンズのボディー内補正があったように思いますが・・・撮影対象によってはちょっとほしいかも。
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↑(2-1) パソコン画面の方眼紙を撮影、そのままJPEG出力しました。窓や建物正面の撮影時にはちょっと気になる時があります。 

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↑(2-2) Lightroomで補正したもの。(歪み+10) 格子模様以外では気にならないので補正しませんけどね。

【テスト3】 「APS-C(大きなセンサ)よりボケない」って言うけどどうなのよ?
普及型の一眼レフではAPS-Cとよばれる規格(サイズが23×15mm前後)が多いようですが、Nikon1は1インチ(13.2×8.8mm)で面積はAPS-Cの1/3。技術的なことは分かりませんがセンサーが小さい程、同じf値でもボケ度合いが小さいといわれています。あるサイトによれば絞り2段分とか。ホントかどうか試してみたいと思います。
!NIKKOR_TEST1-2
↑このようなテスト環境。手前の台にカメラを載せ約30cm先のワンコの向かって左目にピントを合わせます。比較できるレンズがAPS-CはSINGA 30mm(Eマウント:換算45mm))しかなかったので、若干焦点距離に違いがあるのはご容赦を。あとISO感度を両機とも上限3200でAUTO(この辺もいい加減)にしているので、それぞれのAUTO ISOの変化も楽しんでください?
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APS-Cセンサー(SONY αNEX-5N + SIGMA E 30mm)
1インチセンサー (Nikon 1 J1+1NIKKOR 18.5)
比較データなし
(開放値f2.8のため)
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↑ 1インチ(CX) f1.8  (ISO:200)

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↑ APS-C f2.8  (ISO:250)

!NIKKOR_TEST2-7
↑ 1インチ(CX) f2.8  (ISO:360)

!NIKKOR_TEST3-6
 APS-C f3.2   (ISO:500)

!NIKKOR_TEST2-6
↑ 1インチ(CX) f3.5  (ISO:400)

!NIKKOR_TEST3-4
 APS-C f5.6   (ISO:1000)

!NIKKOR_TEST2-4
↑ 1インチ(CX) f5.6  (ISO:720)

!NIKKOR_TEST3-3
 APS-C f6.3   (ISO:1250)

!NIKKOR_TEST2-3
↑ 1インチ(CX) f6.3  (ISO:800)

!NIKKOR_TEST3-2
 APS-C f8.0   (ISO:2000)

!NIKKOR_TEST2-2
↑ 1インチ(CX) f8.0  (ISO:800)

!NIKKOR_TEST3-1
 APS-C f11.0   (ISO:3200)
!NIKKOR_TEST2-1
↑ 1インチ(CX) f11.0  (ISO:1400)

各イメージはクリックすると拡大表示します。なるほど、確かに同じ距離からボカそうとすれば言われるように2段前後の差がありますかね。(適当な絞り間隔・微妙なアングルの差 許されたし^_^;)
ある方が「35mm換算50mmは、APS-Cでは33mm、1インチでは18.5mm。33/18.5≒1.8。なので1インチのf1.8は1.8x1.8≒3.2でAPS-Cのf3.2に相当するんだよ」って簡単な四則演算で説明してくれましたがこれってホントなのかなぁ。結果はそれっぽいけど。(f1.8→f3.2相当、f2.8→f5.0相当・・・)

【テスト4】 なら寄ってボカすか。
センサーが小さくなると悪いことばかりじゃあないらしい。よく「寄れる」といいますし、寄ればよるほど背景はボケます。そこでAFが合わせられる最短距離で撮影、APS-CとNikon1(1インチセンサー)を比較してみました。

!NIKKOR_TEST1-7
↑(4-1)まずASP-C(NEX-5N) 30mm f2.8/絞りf2.8
ほうほう、よくボケてますね。

!NIKKOR_TEST1-6
↑(4-2)Nikon1 J1 18.5mm f1.8/絞りf2.8 すんません。ややピント外した^_^;
J1はここまで寄れます。(4-1)の写真を切り出したように、いやそれ以上に背景はボケているように感じます。ボケだけじゃなく、ちょっとマクロっぽく使えて便利です。

その他
要望です(って言ってもしょうがないけどね) レンズ胴の表面処理が今の様にテカテカじゃなくキットレンズのように艶消しの方が似合っている気がするのですが。フードは艶消しなってるのに・・・ (1枚目の写真参照)

結 論
結論なんぞと偉そうに言う気はないけど「買い」でしょ。つかもう買ってるし。明るい(F値が小さい)レンズは当然絞りを開いてボケ易くすることもできるし、暗い場所での手持ち撮影も有利。間違いなくNikon1ライフを豊かにしてくれることでしょう。
※このレポートを書いているのは技術的バックボーンのほとんどない初心者です。そのつもりで読んでくださいね。(TAAさん)
ギャラリ蚊蜻蛉(カトンボ)
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